『ダイダラボッチ』より : ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される伝説の巨人 (伝説の生物) 巨人。日本各地にはダイダラボッチという巨人伝説が存在するが、東日本と西日本では異なるダイダラボッチ伝説となっている。
東日本では、主に関東一円を中心に『常陸国風土記』に登場する「ダイタボウ」を主にダイダラボッチと呼び、近畿地方では三重県、奈良県、和歌山県に跨る伝説中に登場する踏鞴法師をダイダラボッチと呼んでいる。
また、四国地方にも関東同様の伝説が伝わっている。
山陰地方の特に安来市・米子市を中心とする雲伯(出雲と伯耆)国堺地帯は古代より踏鞴(たたら)製鉄が盛んであったため踏鞴法師(ダイダラボッチ)はこの地に伝わる巨人神の神話が全国に拡散したと見る説がある。出雲国風土記では小国を集めて出雲国を形成したいわゆる国引き神話が登場するが小国を綱で引き寄せた巨人神、八束水臣津野命がその原型であるといわれている。この神が国引きを終了したとき「おう」(=意宇)といったのでこの地方は意宇地方と呼ばれ、原出雲王国の中心地であったとされ、スサノオやオオクニヌシの活躍地とも知られ、天叢雲剣の出所地でもあったともされている。
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