『フラーレン』より : フラーレン (Fullerene) は炭素原子からなるクラスターで、炭素の同素体である。
1985年に、ハリー・クロトー、リチャード・スモーリー、ロバート・カールによって発見された。3人は、この発見により1996年度のノーベル化学賞を受賞した。
日本語では通常「フラーレン」と表記されるが、実際の英語の発音は「ファラリーン」に近い。
フラーレンは炭素クラスターの総称で、最初に発見されたのがカーボン60 (C60、C60) である。IUPAC命名法では (C60-Ih)[5,6]フラーレンという。カーボン60は、炭素原子60個からなり、クラスターの形はサッカーボール状である(同様の構造を持ったドームジオデシック・ドームのデザイナーであるバックミンスター・フラーの名をとって、この構造はバックミンスターフラーレン (Buckminsterfullerene) 、バッキーボール (Buckyball) などと呼ばれる)。その他にも、炭素原子70個、84個などでもクラスター構造を形成するが、存在比としてはカーボン60が最も大きい。
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