エリザベス女王杯
'''エリザベス女王杯'''(エリザベスじょおうはい)とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝・外回り2200mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。略称は'''「女王杯」「エリ女」'''など。正賞はエリザベス女王杯、京都府知事賞、日本馬主協会連合会長賞。
【動画】2011 エリザベス女王杯 スノーフェアリー

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概要
前身の「'''ビクトリアカップ'''」は牝馬の菊花賞に位置付けられるものとして1970年から行われていたが1975年にエリザベス女王が来日したことを記念し、翌1976年に新たに「エリザベス女王杯」が創設されてビクトリアカップは廃止された。競走名の改称が行われた場合は通常施行回数は引き継がれるがエリザベス女王杯は事実上は改称ながら形式としては新設の競走とされたため、1976年のエリザベス女王杯が「第1回」となっている(実質は改称だが施行回数がリセットされた例はほかにはペガサスステークス→アーリントンカップがある)。1995年の第20回までは京都競馬場の芝2400mで施行され牝馬三冠レースの最終戦であった。ただし桜花賞・優駿牝馬(オークス)とは違い英国競馬のクラシック競走に範を取った競走ではないため、クラシック競走には位置付けられていない(これは秋華賞も同様である)。
1996年、秋華賞の新設に伴い芝2400mから芝2200mに距離が短縮されると共に古馬牝馬も出走が可能になり、これまで古馬になると牡馬と戦うしかなかった牝馬最大の目標の1つとして定着、3歳牝馬三冠路線組も合わせ牝馬の一線級が一堂に会する競走となった。また1995年以降JRAの方針によりGI競走が地方馬にも開放され秋華賞・京都大賞典・府中牝馬ステークスのいずれか2着以内の地方馬には出走資格が与えられることになり、更に1999年からは外国馬も出走可能となり、2008年からはジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定されている。
なお2006年には春季に古馬牝馬限定のGI競走としてヴィクトリアマイルが新設されたため、春秋それぞれに古馬牝馬が出走可能な牝馬限定GI競走が存在することとなった。
出走資格はサラブレッド系3歳(旧4歳)以上牝馬のJRA所属の競走馬、JRAのGI競走、指定された海外国際G1競走、地方競馬のダート交流GI競走優勝馬(2歳限定戦を除く)、及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は定量で3歳54kg、4歳以上56kgである。
年度現在の総額賞金は1億7200万円で1着賞金9000万円、2着賞金3600万円、3着賞金2300万円、4着賞金1400万円、5着賞金900万円と定められている。次のエントリ
外国馬の優先出走権
2009年5月の改定にて、その年のオペラ賞(フランス・ロンシャン競馬場)を優勝した外国馬には当競走への優先出走権が付与されることとなった「ジャパン・オータムインターナショナル」の勧誘策を強化 日本中央競馬会。● 優先出走権使用馬
【動画】2011年 第36回 エリザベス女王杯 GⅠ スノーフェアリー
【勝ち馬プロフィール】 ◆スノーフェアリー(牝4) 父:Intikhab 母:Woodland Dream(Charnwood Forest) 厩舎:E.ダンロップ馬主:アナモイン社騎手:R.ムーア生産牧場:Windflower Overseas Holdings Inc 通算戦績:19戦7勝(重賞5勝) 10.英オークス(GⅠ) 10.愛オークス(GⅠ) 10.エリザベス女王杯(GⅠ) 10.香港カップ(GⅠ) 11....
4歳(現3歳)牝馬限定競走時代
** 京都競馬場の芝2400mの4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走「エリザベス女王杯」として創設(創設当初の負担斤量は55kg)。
** 牝馬二冠馬のテイタニヤが4着に敗れる。
** グレード制施行によりGIに格付け。
** 当競走で史上最多の21頭が出走。
** 菊花賞と開催週を交換。
** 牝馬二冠馬のマックスビューティが2着に敗れる。
4歳(現3歳)以上牝馬競走時代
** 秋華賞の創設により、出走資格が「4歳(現3歳)牝馬」から「4歳(現3歳)以上牝馬」に変更(5歳(現4歳)以上の負担斤量は56kgに設定)。
** 4歳(現3歳)の負担斤量が55kgから54kgに変更。
** 施行距離を現在の芝・外回り2200mに変更。
** 1着賞金が8900万円から1億円に増額。
** 2位入線のヒシアマゾンが進路妨害により7着に降着。
** 国際競走に指定。
** メジロドーベルが史上初の連覇を達成。
** 1着賞金が9000万円に減額(ヴィクトリアマイルと同額)。
** 1位入線のカワカミプリンセスが進路妨害により12着に降着(降着制度施行後のGIでは1991年天皇賞(秋)のメジロマックイーン以来2度目の1位入線馬の降着)。
** ジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定。
** クリストフ・ルメールが外国人騎手として史上初の優勝。
** ポルトフィーノがスタート直後に落馬・競走中止し、そのままカラ馬のままで先頭でゴール。GI競走でカラ馬が先頭でゴールしたのは史上初。
** イギリスのスノーフェアリーが外国調教馬として史上初の優勝。
** ライアン・ムーアが外国人騎手として2人目の優勝。次のエントリ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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