ゲーム
'''ゲーム'''(英:'''''')とは、遊びや遊戯と訳され、勝敗を決めるためのルールと、環境または他人との相互作用を元にした、普通楽しみのために行なわれる活動である。ウィトゲンシュタインによる定義
哲学者のウィトゲンシュタインは、著書『哲学探究』のなかで、カテゴリ化に関する議論のなかでゲームの定義を議論した。おそらくゲームを定義づけようとした最初の議論と考えられている。ゲームと呼ばれているものは、ルールや競争を共通の要素として持っている。しかし、彼は、どのようにゲームを定義づけようとしても、必ずその定義から外れてしまうような「ゲーム(とみなされる活動)」があると述べ、しかしそれでもなお、ゲームと呼ばれるものには一定の類似点(家族的類似性)によってゆるやかにまとまっていると主張した。次のエントリカイヨワによる定義
フランス人社会学者のロジェ・カイヨワは、著書『遊びと人間』("Les jeux et les hommes")のなかで、以下のようにゲームを定義した。すなわち、楽しみのために行なわれること、時間と場所が区切られていること、勝敗が不確定であること、何かを生産するものではないこと、ルールに支配されること、現実の活動から意識的に切り離されていることをゲームの参加者が知っていることである。また彼は、playに対応するパイディアPaidea(娯楽)の類型に対するものとして、ルール的制約をもちgameに対応するルドゥスLudus(闘技)を提案した。次のエントリ
コスティキャンによる定義
ゲームデザイナーグレッグ・コスティキャンは雑誌Interactive Fantasyの記事 'I Have No Words & I Must Design' において、例えば『シムシティ』の作者ウィル・ライトが自分の作品を(「ゲーム」ではなく)「toy(おもちゃ)」であるとしている言葉などを引きつつ、ゲームとは「充分な情報の下に行われた''意思決定'' (decision making)をもって、プレイヤーが与えられた''資源を管理'' (managing resources)しつつ自ら参加し、立ちはだかる障害物を乗り越えて''目標'' (goals)達成を目指す」ものであるとした。次のエントリクロフォードによる定義
コンピュータゲームのデザイナークリス・クロフォードは二分法の一連を使って''ゲーム''という用語を定義することを試みた。:
●自身の美のために作られるのは''芸術''であり、貨幣のために作られるのは''エンターテインメント''である。''(これは彼の定義の中でもっとも硬くない。クロフォードは、しばしば従来のビジネスの知恵より創造的な道を選ぶと認める。これは彼の13のゲームのうち続編が1つだけである理由である)''
●それがインタラクティブならばエンターテインメントは''遊び''である。映画と本はインタラクティブでないエンターテインメントの例として挙げられる。
●遊びにゴールが存在しないなら、それは''玩具''である。''(クロフォードの定義によると、(a)プレイヤーが規則を作ることによっておもちゃがゲームの要素になることができる、(b)シムピープルやシムシティはゲームではなく玩具である。)''。ゴールを持っているならば遊びは''挑戦''です。
●挑戦が「競合するアクティブなエージェント」を持っていないならば、それは''パズル''である。一人ならばそれは''衝突''である。''(クロフォードは、これが主観的なテストであると認める。目立ってアルゴリズム的な人工知能を持つコンピュータゲームはパズルとしてプレイすることができる。これはパックマンにおいてゴーストを回避するために使用されたパターンを含む。)''
●最終的に、プレイヤーが相手よりアウトパフォームすることができるのみであり、彼らのパフォーマンスを妨げるために攻撃することができないのならば、衝突は''競技会''である。''(競技会は競走とフィギュアスケートを含む。)''しかし、攻撃が許されるならば、衝突はゲームとされる資格を得る。
したがって、クロフォードの定義は次のようにされるかもしれない:遊ぶアクティブなエージェントとの、互いに干渉できるインタラクティブでゴール指向の活動。次のエントリ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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