ザ・ベストテン

ザ・ベストテン

『'''ザ・ベストテン'''』(英称:''The Best Ten'')は、1978年1月19日から1989年9月28日までTBS系列で、毎週木曜日の21:00 - 21:54(JST)に生放送されていた音楽番組。全603回放送。

1976年から1977年にかけて放送された『トップスターショー・歌ある限り』の後番組としてスタート。最高視聴率'''41.9%'''を記録し、TBSの看板番組の一つになった。放送期間は主にアイドル全盛の1980年代で、当時の人気アイドル歌手が多く出演した。多くの歌手にとってこの番組で自分の曲を歌うことは目標の1つであった。愛称は『'''ベストテン'''』『'''ベッテン'''』。
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内容

毎週生放送で独自の邦楽ランキング上位10曲をカウントダウン形式で発表し、ランキングされた曲を歌手が披露する歌番組である。次のエントリ[ ランキングの決定方法 ]
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ランキングの決定方法

レコード売り上げ(オリコンミュージック・ラボミュージック・リサーチの3社のランキングを使用)・有線放送リクエスト(全国有線音楽放送協会のデータを使用)、ラジオ放送のリクエストチャート(JRN系列)・番組に寄せられたはがきのリクエスト(番組冒頭で発表)を合わせたポイント制で決定。

番組開始時の配点比率は「レコード30:有線10:ラジオリクエスト20:はがきリクエスト40」とはがきのポイントが高く、レコードや有線で20位以内に入らない曲がベストテンに入ることもあった。だが1979年2月に配点比率を「レコード30:有線10:ラジオ30:はがき30」に改めることがTBSから番組の中でなく週刊誌などを通じて周知された。これは「ハガキの筆跡が明らかに同じなのに名前が異なるハガキが多数見つかり、中には他人の名義を無断で借用するなど、一部ファンの組織票が目に余る状態になった」ことが理由とされている。

配点比率はその後も見直され、1981年頃から「レコード45:有線10:ラジオ21.9:リクエスト23.1」になり、1986年からは「レコード60:有線10:ラジオ10:リクエスト20」となったが、配点見直しの公式通知はなかった。TV番組の音楽ランキングにおけるレコード・CD売上重視の傾向は『ザ・ベストテン』終了以降も続き、『ミュージックステーション』のシングルランキングに至ってはランキングの内容はCD売上が100%もしくはほとんど100%となっている。

得点の計算方法は、各要素のランキング上位30曲に対し1位30点、2位29点…30位1点という形で得点を振った上で、前記の配点比率に従い合計が300点満点になるように倍率をかけ、最終的にその得点を加算してランキングを決定。番組では演出上の理由で33.33倍し9999点を満点として表示。
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ランキングの客観性

フジテレビ発のおニャン子クラブもテレビ局の壁の問題があり、出演拒否をしていたためランキングもオリコンより低くなった。『夕やけニャンニャン』では『ザ・ベストテン』にデータを提供しているオリコンの順位で煽るようになったことから、レコード売り上げに特化したオリコンのランキングが注目を集めるようになり、『ザ・ベストテン』のランキングは衰退を始めることになった。夕やけニャンニャンに限らず他局にとっては競合テレビ局が作成する『ザ・ベストテン』よりもおニャン子以降注目を高めてきたオリコンのランキングのほうを報道するようになった。


ランキングにおける客観性の有無は、ハガキの組織票、水面下でのランク操作等の有無も含めザ・ベストテンに係わらず、ランク付けする媒体においては誰もが疑問に感じる問題である。
ただし、本番組におけるランキング形式は、番組の呼び物であり、テレビ的エンターテイメントな演出のひとつであったため、当然出演者の大部分は、番組の趣旨をくみ、ある程度のアバウト性は理解した上で信頼し出演していた。この理解によって国民的歌番組が成り立っていたことは言うまでもない。また元々テレビ出演はせず、コンサート中心の活動を行っていたニューミュージック系歌手の出演拒否理由は、このランキングの客観性とは関係しない。
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番組構成、ならびにセット

ランキングは、当時世界各国の国際空港で出発・到着案内として用いられていた反転フラップ式案内表示機(正式英名ソラリーボード。通称:パタパタ、現在は撤去)をヒントに考案された「ランキングボード」を使って発表された。左側に前週の総合ベストテンの順位(オレンジ色で表示)、右側に今週の総合ベストテンの順位を表示(白色)し、10位から順番に発表する。「今週の第○位」という司会者の掛け声にあわせ、ドラムロールと同時に曲名と歌手名部分が回転、数秒遅れて得点部分が回転する。

歌手が登場する際は、オーケストラの演奏(10 - 2位と1位では登場音色が多少異なる)をバックに「ミラーゲート」を通って登場。1位の歌手がスタジオに出演した際、くす玉割りや様々なプレゼントをスタッフが用意することもあった。くす玉割りの紐は当初は司会者が引っ張っていたが、後期は1位を獲得した歌手が直接引っ張り、大量の紙吹雪風船紙テープの舞う中祝福した。

スタジオでの歌の演奏は、基本的にオーケストラによる生演奏だったが、末期はカラオケになることが多かった。セットは『ザ・ベストテン』ならではの独特の演出で、まれに意図がよく分からないものや歌とは全く関係のないものが登場したり、長渕剛など、歌手によってはセットは不要という歌手もいた。

1980年代後半にはグループのメンバーの一部が別行動している際には、そのメンバーを他のメンバーがいる中継先の映像にビデオ合成するということも行われた。

ランキング外の1・2曲をピックアップして「今週のスポットライト」というコーナーで紹介。11〜20位の曲もVTRで紹介され、出演者が少ない時には30位や50位からの発表もあった。

番組の最後には、出演者全員で集合写真を撮影し、その写真(番組中期以降は写真をジグソーパズルにしたもの)を番組宛てにリクエストはがきを送った視聴者に毎週抽選でプレゼントしたり、番組内でリクエストはがきが採用された視聴者には無条件でプレゼントするのが恒例だった。「ハイポーズ」の掛け声は主に第1位を獲得した歌手に振る事が多かった。なお、番組終了時にこれらの集合写真を本にまとめ、国立国会図書館および各都道府県立の図書館に寄贈した。ネットした各放送局も所蔵しているが、開局記念イベント等以外は非公開となっている。
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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[2012/2/15 22:09更新]
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