任侠ヘルパー
『'''任侠ヘルパー'''』(にんきょうヘルパー)は、2009年7月9日からフジテレビ系列で、毎週木曜日の22:00 - 22:54の木曜劇場枠で放送された草彅剛主演のテレビドラマ。初回、最終回は22:00 - 23:09の15分拡大。概要
草彅剛の『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』(2005年)以来4年ぶりの木曜劇場枠での主演作であり、フジ系ドラマでは『僕の歩く道』(2006年)以来3年ぶりの出演作品である。また放送前に不祥事を起こした草彅の復帰後初ドラマとして注目される。内容はヤクザが研修のために介護施設でヘルパーとして仕事をするという非現実的な設定ながらも、いじめや高齢者虐待、家族の絆などを含む社会問題(教育問題)を取り入れたシリアスな展開を見せている。また、ヤクザが抱くヤクザへの嫌悪感や介護される側の葛藤、恋愛感情を表に出さない主人公など理想で流れない展開が特徴であり、根底には“お年寄りを騙して稼ぐ今時の極道がお年寄りの世話をして稼ぎ、古き任侠道を取り戻す”という風刺もある。
キャッチコピーは「'''介護の道を極める。それも極道'''」。
2011年1月9日に、単発スペシャルが21:00 - 23:19(JST)に放送された。次のエントリ
あらすじ
指定暴力団「隼会」の支部に所属する翼彦一(草彅剛)は舎弟らと共に振り込め詐欺で生計をたてていた。ある日、彦一を含む若い衆6人は、大幹部である鷹山源助(松平健)の命令で、敵対する鷲津組のシマのど真ん中にある老人介護施設「タイヨウ」で、次期幹部の座を賭け、自らの素性を隠して“研修”という名のもと、介護ヘルパーとして働くことになる。最初は介護なんてと見下していた彦一達だったが、慣れない介護の現場に悪戦苦闘する。そして様々な年寄り達と関わり介護の現実が彦一達の考えに影響を与えていく。次のエントリ
隼会
隼会のメンバーは抜本的に名前に数字が入っている。次のエントリ「タイヨウ」研修メンバー
● 翼 彦一(35) - 草彅剛(SMAP)、小林海人(幼少期・第5話のみ)本作の主人公。隼会六本木地区貸元 翼興業・組長(仮の肩書きは隼建工 六本木支店長)。1974年5月1日生まれ。
体に桜の刺青を彫っており、タイヨウでの業務中はそれを隠すためポロシャツの下に七部袖のTシャツを着ている。対立した相手がその刺青を思い出してうなされてしまうという逸話を持つが、現在は振り込め詐欺で年寄りから金を騙し取ることを生業としている。口が悪くぶっきらぼうな性格だが、男気があり仁義を見せる。子供嫌いで初めは涼太の舎弟入りを断っていたが、彼がいじめられている現場を見て後に受け入れる。涼太のいじめが無くなって以降は、涼太に対しては晶のことを考慮するなど、兄貴というより実質的な父親代わりとしての立場になっている。苦手な食べ物は人参。高所恐怖症でもある。母親に捨てられた過去を持つ。次期幹部として指名を受けたものの、その座をりこに譲りヤクザを辞め、晶と涼太のそばで暮らすことを決意する。また口の利き方が改善された。
● 四方木 りこ(23) - 黒木メイサ
隼会池袋地区貸元 四方木連合・組長(仮の肩書きは隼建工 池袋支店長)。
性格は短気で男勝り。本来の跡継ぎである兄の死を受け若くして組長に就任した女傑だが、女性であることもあり手下の組員達から軽視されている。何かと彦一と一緒に行動することが多く、兄と気性が似ていることもあって恋心を抱くようになる。涼太のことも拒まず、介護業務にも真剣に打ち込むなど、本質的には優しく母性ある女性。後に次期幹部隼会若頭となる。
● 鷹山 三樹矢(19) - 薮宏太(Hey! Say! JUMP)
隼会上野地区貸元 鷹山組・構成員(仮の肩書きは隼建工 上野支店長)。
源助の息子。無類の女好きで、りこにも言い寄っている。組を継ぐことに興味はなく、「タイヨウ」にも無理やり連れて来られた。五郎と何かと対立することが多い。研修後はチャラチャラした服装を改め、やや身持ちが堅くなったようである。また、極道を軽々しく口にすることもなくなった。
● 黒沢 五郎(21) - 五十嵐隼士
隼会品川地区貸元 伍社組・構成員(仮の肩書きは隼建工 品川支店長)。
元ギャング。腕に自信があり、喧嘩っ早いが頭の出来はすこぶる悪い。彦一を兄貴分と慕う。それまでは素行悪く生きてきたが「タイヨウ」での研修を通じて、自身の中にいい変化を感じている。晴菜に好意めいた感情を抱いていたが、研修後はヤクザを辞め、晴菜と共に介護に関わる道に進むことを決意し、専門学校に通って学び始める。
背中一面に大きな刺青を彫っている。
● 六車 雅人(27) - 夕輝壽太
隼会赤坂地区貸元 六車組・組長(仮の肩書きは隼建工 赤坂支店長)。
大学卒のインテリで「簡単に出世できそうだから」という理由で極道になった。出世一番。クールな性格で周りを見下す皮肉屋で、当初はメンバーの誰とも交わろうとしなかったが、時に介護者や仲間達に起きる問題に対して鍵となるべく助言をするなど、仲間らしき一面を見せるようになる。常に先手を打つ冷静な頭脳派である反面、抗争嫌いの運動音痴である。そのため抗争時には拙い動きを露呈してしまっているが、それでも逃げることなく戦い抜き、仲間を救うという面では極道らしく筋を通している。彦一とは多くを語らぬ関係にありながらも互いに信頼を置いている様子。他のメンバーよりいち早く、研修すなわち「任侠道」の本当の意味を悟り、研修後はヤクザを辞め、新たな介護ビジネス「六車ケアマネジメント」を立ち上げる。ニヒリストであったが介護を通して価値観が明るくなり、若干ロマンチストになった。
● 二本橋 賢吾(43) - 宇梶剛士
隼会西日暮里地区貸元 二本橋興業・組長(仮の肩書きは隼建工 日暮里支店長)。
性格はヤクザとは思えないほど温厚で、誰に対しても腰が低く、言葉使いも丁寧。メンバーの中では最年長かつ一番の常識人であり、まとめ役的存在。猫をかわいがっている。バツイチで、娘が一人おり、一度は極道から足を洗うことを考え、別れた妻との復縁を望んでいたが、後に断念。五郎同様に研修を通じて自身の中に良い変化を感じた一人であり、研修後は娘とも和解。娘の交際を本気で心配するなど本当の父親らしさを見せるようになる。次のエントリ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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