利益
'''利益'''には、一般的に「'''りえき'''」「'''りやく'''」の二つの読み方があり、読みによって意味が異なる。* '''りえき - 本項で詳述'''
** 利すること。利得。得分。もうけ(儲け)。とく(得)。「利益を得る」
** ためになること。益になること。「公共の利益」(この意味の場合、利益を得るための活動を「'''営利'''(えいり」という)
* '''りやく'''
** 仏教の言葉。ためになること。法力によって恩恵を与えること。自らを益するのを'''功徳'''(くどく)、他を益するのを利益という。
** 神仏の力によって授かる利福。'''利生'''(りしょう)。丁寧語の「ご」をつけ、「'''ご利益'''」という場合が多い。とくに今生きている世界(現世)における利益を'''現世利益'''(げんせりやく)という。
概要
'''利益'''は、単純にいえば収入から支出を差し引いたもの、つまりキャッシュ・フローを指す。しかし、今日の企業会計においては、利益(損益)とキャッシュフローは別の概念である。会計上の利益とは、収益から費用を差し引いたものである。なお、収益よりも費用のほうが多い場合、つまり「赤字」の場合には、利益ではなく損失と呼ぶ。
利益とキャッシュ・フローを区別する主な理由は以下の二点にある。
損益計算書においては、会社の状況を見るためにいくつかの段階に分けて利益を計算している。
ここでいう利益。次のエントリ
限界利益
'''限界利益'''(げんかいりえき、marginal profit)は、'''貢献利益'''(こうけんりえき)とも呼ばれ、売上高から変動費を差し引いたものである。管理会計で用いる。限界利益 = 売上高 - 変動費次のエントリ
売上総利益
'''売上総利益'''(うりあげそうりえき、gross operating profit)は、'''粗利益'''(あらりえき、荒利益)とも呼ばれ、売上高から売上原価を差し引いたものである。企業の提供する商品・サービスの競争力を表す指標だといえる。売上総利益 = 売上高 - 売上原価
卸売業や小売業であれば、変動費と売上原価は等しい。したがって売上総利益と限界利益も等しくなる。一方、たとえば製造業の場合であれば、「自社の人件費」「工場経費」といった「変動費に含まれないが売上原価に含まれる費用」がある。そのため、売上総利益は限界利益より低い値になる。次のエントリ
営業利益
'''営業利益'''(えいぎょうりえき、net operating profit)は、'''事業利益'''(じぎょうりえき)、'''EBIT'''(earnings before interest and tax、イービット)とも呼ばれ、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたものである。販売組織や本社運営の効率性を含めた、企業の本業での収益力を表す指標だといえる。営業利益 = 売上総利益 - 販売費及び一般管理費
= (売上高 - 売上原価) - 販売費及び一般管理費次のエントリ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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