山の手言葉
'''山の手言葉'''(やまのてことば)とは、明治維新以降、東京の山の手で使われてきた日本語の方言。旧来の江戸の上層武士の日常使っていた言葉を基盤に、上層町人の江戸言葉や上方言葉(主に京言葉)などが混合して、明治時代に成立した。下町の江戸言葉と合わせ、東京方言とされる。日本語の標準語は中流階層の山の手言葉を母体として形成されたが、標準語と山の手言葉は同一ではない。
江戸言葉との違い
標準日本語との違い
代表的な表現
** 山の手(麹町、番町)に住む婦人などの間で広まった丁寧語。彼女らのような有閑夫人のもったいぶった話しぶりをあざけって「ざあます言葉」とも呼ぶ。
** 「~でございます」を早口に言った「~でござあます」がさらに短縮したもの。江戸時代には吉原で「廓言葉」の一つとして遊女が使い、『閑情末摘花』に「何ざますへ」「早うざますはね」などの用法が見える。(ちなみに'''ざんす'''は「丁子屋」という遊郭特有のもの)
** 現在では、金持ちや上品ぶった人を表す役割語として使われることが多い。
** 「遊ぶ」の未然形に尊敬の助動詞「す」が接続して成立した丁寧語。「ざます」と同様に「あそばせ言葉」(「あそばせ」は「あそばす」の命令形)とも呼ばれる。
** 「おいであそばせ」「ごめんあそばせ」のように、多くは「お…あそばす」「ご…あそばす」の形で用いられる。
文献
加藤ゑみ子「お嬢さまことば速修講座」ディスカヴァー・トゥエンティワン、ISBN 9784887591233次のエントリ出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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