社会資本
'''社会資本'''(しゃかいしほん)とは、主として次の2つの意味で使われる。#社会学における社会関係資本(social capital, 仏capital social) ソーシャル・キャピタルの項を参照
#経済学における社会共通資本(social overhead capital; SOC) インフラストラクチャーの項を参照
「社会資本」という言葉はもともと俗語であった。それに類する概念を考えていたものも19世紀頃からいたと言われるが、それを掘り下げたのがアメリカのジェームズ・コールマン、フランスのピエール・ブルデューといった社会学者であり、アメリカの政治学者、ロバート・パットナムがイタリア社会の絆にこの名前を名づけたことで、広く知られるようになったともいわれる。なお、日本語としての社会資本は、電気や水道、ガスなどの社会的なインフラストラクチャーを意味する概念として定着しており、人間関係のつながりなどソフトな意味での社会的な資本としては、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)として理解されている。
【動画】菅総理の所信表明演説に意見・反論(金子恭之NJ社会資本担当)2010.6.11

6月11日に行われた、菅総理の所信表明演説に対する意見・反論です。 ※自民党ネクスト・ジャパン → www.jimin.jp
社会学における社会資本
社会資本とは、社会的ネットワークにおける人間関係のことを指す。社会の信頼関係、ネットワークといった人間の協調行動が活発化することで、社会の効率性を高めることで人々がもつ信頼関係や人間関係をあらわしている。ピエール・ブルデューは文化資本、経済資本に対置する資本として位置づけ、三者相互の互換性を指摘した。ネットワーク分析においては、個人の持つネットワークを社会(的)資本と呼ぶことも有力である。次のエントリ経済学における社会資本
経済学における社会資本は、企業・個人の双方の経済活動が円滑に進められるために作られる基盤のこと。これは社会学用語で社会関係資本ともよばれる。国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設でインフラストラクチャーに相当する。その分野は道路・港湾・住宅・公園・緑地・工業用地・上下水道・公営住宅や病院学校等多岐に渡る。公共の福祉のための施設であるが、これらについては民間で供給することが難しく、民間が事業として成立しにくいため政府や公共が重要な供給主体となることが予想される。そのため、政府や公共機関が確保し建設、管理を行う。経済成長のための基盤であるが、一部の社会資本は、財政構造改革推進等により民活型社会資本整備としてPFI手法が導入されている。もともと、アメリカの経済学者、アルバート・ハーシュマンが社会的間接資本として定義した。日本ではハーシュマンを批判的に検討した宮本憲一の研究が有名。次のエントリ文献
関連項目
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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森も、住まいも、社会資本である。