Run for money 逃走中
『'''run for money 逃走中'''』(ラン フォー マネー とうそうちゅう)は、2004年からフジテレビ系で不定期に放送されているリアルタイム・サスペンス・バラエティ番組。アメリカ合衆国では2008年に『Cha$e』としてケーブルテレビ局SCI FIで放送された(日本での放送はフジテレビONEにて2009年11月7日より)。概要
人が少ない早朝の街中や、番組が貸し切ったテーマパークを舞台にして、大規模な鬼ごっこを行う。基本的に単発放送であるが、2007年4月〜9月は『'''クロノス'''』にて計4回、同年10月〜2008年3月は『'''ジャンプ!○○中'''』の1企画として計5回放送された(詳細はそれぞれの項目を参照)。
最近では時期に関係なく不定期に特番が放送されている。
若年層を中心に非常に人気が高く、視聴率は放送第1回〜第6回の平均が深夜ながら7.6%を記録しており、中でも第5回は12.3%、6回目は11.7%を記録した。
「ジャンプ!○○中」からは放送時間帯が早まったが、ほぼ全て10%以上の安定した視聴率を保っている。(視聴率はビデオリサーチ・関東地区調べ)。また2009年12月3日には、「アジア版国際エミー賞」と呼ばれる アジアン・テレビジョン・アワード2009のゲーム・ショー部門を受賞している。2010年には、第38回国際エミー賞のリアリティ・バラエティ部門にノミネートされた。
また、同スタッフ制作の「'''解除中'''」「'''捜索中'''」もここで併記する。「解除中」は『クロノス』内での放送もあった。次のエントリ
基本ルール
'''「逃げる者」「追う者」「エリア」「時間」「賞金」'''という基本要素で構成されている。●「逃げる者」
タレント等の有名人及びフジテレビアナウンサーなど7人〜22人が「'''逃走者'''」として参加。基本的に個人戦である。基本的な支給品は以下の通り。
撮影や確保連絡などを行う担当スタッフが付き添い、問い掛けなどをするほか、立入禁止区域への進入時に注意を行う。ネタ用の道具や軽食の持込(例:大福やゆで卵)、水分補給などの制限に厳密なルールなどは無い。
●「追う者」
逃走者を追うのは、「真っ黒のサングラス」「黒いスーツ」を着用した「'''ハンター'''」。スプリンターの脚力とマラソンランナーの持久力を併せ持つという設定で、役割は機械的。本作の黒幕。リアクションや逃走者へのアプローチなどはなく、数える単位も「〜体」であり、本項でもこのように記載する(ただし『ジャンプ!○○中』の第2回まで「〜人」となっていた)。エリアの広さに応じて開始時に1〜4体投入することが多く、途中で増減することもある(逃走者の腕時計に人数表示された回もある)。
通常、待ち伏せはせずにエリア内を巡回し、目視・通報・携帯着信音などで逃走者の位置を確認すると確保または見失うまで追走する。ハンターに触れられた逃走者は「確保」となり失格となる。
捜索するのは逃走中のプレイヤーのみで、確保・自首した者には反応せず(DVD特典などで証言あり)、逃走者に付き添うスタッフだけを見つけても反応しない(撮影スタッフは衣装が統一され、付き添いと同じ格好のフリーカメラマンやスタッフがエリアに多数いる)。
追跡時に使用するBGMは、映画『ラン・ローラ・ラン』のサウンドトラック内の『Running One』。
所持品は、腕時計・エリアの地図・本部との通信用小型イヤホン&マイク(ピンマイクと違って音声の収録はない)・目線を映す小型カメラ「ハンターアイ」(腰に機器のバッテリー)。映像はハンターアイ以外にも、各1名付き添う撮影スタッフの映像が状況に応じて使われる。ただし通信機やハンターアイを身に着けていない場合もある。
確保の代わりに通報などの形で逃走者を妨害する部隊を投入することもある(これも単位は基本的に「〜体」、詳細は各回を参照)。
:第6回から登場する箱。1個にハンター1体が入っており(『ジャンプ!○○中』までは「凍結」と表現)、所定時間に扉が開いて放出される。追加投入に使われる場合、特定の方法でボックスを「封印」して放出を阻止できることもある(詳細は各回を参照)。
:ヘリコプター1台につき数体のハンターが乗り、発見した逃走者の位置を地上のハンターに通報する。通報以外でヘリを使う場合、詳細は各回に記載する(撮影目的を除く)。
●「エリア」
ゲームの舞台として設定される「逃走エリア」は、早朝の街中や貸し切られた敷地のうち指定の範囲。基本は屋外だが、入場可能な建物内も同様の扱いで、逃走者/ハンターなど参加者全員に適用される。面積はよく「東京ドーム○個分」と例えられ、回によっては途中で変動する場合もある。逃走者は事前に下見を行う。
エリア外に出たり、無許可の建物/地下/私有地内に入ったり、交通法規違反を行った逃走者は失格。ハンターは逃走者を確認できても、渡れない通路間(車道・赤信号・川・水路など)では追跡しないこともあるため、信号の切替わりも重要である。
:放送では時折、逃走者周辺の地図を表示する。位置を示すアイコンのデザインは、第7回までが星形、第8〜11回が人形、第12回からは身長の高い人形。色分けはハンターが黒、逃走者が第2回までは男=青 / 女=赤(一部に青赤ツートンカラーの特例もあった)・第3回以降は黒を除くそれぞれ異なるイメージカラーである。
:パイロット版〜第7回・第22回以降は、特に記載が無い限り、逃走者はハンターのスタート地点から散らばり、下見を行い自由にスタート地点を決める。ゲーム開始は本部が設定した時間となる。
:第8〜20回では'''オープニングゲーム'''を採用。エリアの一角で、ハンターボックスから一定距離の「スタートゾーン」に全員が待機。逃走者が1人ずつ仕掛けに挑み、特定の条件を満たすとハンターが放出されゲーム開始。特に記載が無い限り、参加順番は事前のくじ引きで決める。
::第8〜18回まで - ボックスから約2mの位置に逃走者の人数分繋がっている鎖を、1本ずつ引いていくロシアンルーレット。色分けされた鎖の選択は自由。1本あるハズレの鎖を引くと放出され、引いた人は開始直後に確保される可能性が高い。ただし原則的にハズレ以外の鎖を引けば先に脱出して移動可能。第17〜18回はハズレ以外の数本にドクロマーク付きの鎖が5本あり、それを引くたびにスタートゾーンが2mずつ縮まる。
::第19〜20回 - 1〜6までの出目があるサイコロを振り、出目と同マスだけボックスが接近。16マス以上接近すれば1分の放出猶予を持ってゲーム開始。ただしうち1つが「ハンター即放出」の出目(詳細は各回を参照)。挑戦を終えた者もゲーム開始まで待機。
:第21回ではハンターボックス前に全員集まり、代表者1人がボタンを押すと移動可能。ハンター放出&ゲーム開始は30秒後。
●「時間」
ゲームは設定された時間で行い、最後まで逃げ切れば「逃走成功」となる。特定の時間に新ルールが通知されることもある。
:第2回から登場し、特殊な指示が出される(ミニドラマが関与することも)。基本は自由参加で、場合により協力も必要。
:全員の携帯へ内容が通知される(例:指定位置の装置を動かさないとハンターが増加)。ただし回によっては、一部の概要のみ通知され、遂行中に全貌が判明するものもある(詳細は各回にて)。
:基本的に時間制限がある(例:残り時間15分まで)。基本的に、制限時間までに通知された内容をクリアすると達成。達成で「賞金増額」「エリア拡大」「ハンター追加阻止」など有利になる内容と、失敗で「ハンター追加」「賞金減額」など不利になる内容に大別され、中には「達成で確保者復帰」「失敗で強制失格」など、非常に大きな影響を及ぼす指令もある。なお本項目内では、時間・賞金・ハンターの数などに変動がある場合にはその都度記載する。
:専用の道具を使用する場合もあり、特に記載が無い場合は、発令時にスタッフから支給される。回によっては他の逃走者への譲渡も可能。
:同じく第2回から登場。全員の携帯に通知される。指令との違いとして、ゲーム終了まで有効な追加ルール・不参加によるペナルティがないもの・逃走者に選択の余地がないものなどが中心(ミニドラマが関与することも)。「アイテム情報」など有利な内容から、「ハンター強制追加」「通報部隊投入」など不利な内容まで様々。
:延長戦や敗者復活戦などの特殊ルールが発生することがある。クリア条件や制限時間が独自に定められている場合もあり、本戦を中断して行う場合は、本戦のタイマーが停止する(賞金加算と自首はなし)。詳細ルールは各回に記載する。
●「賞金」
逃走者には賞金が用意されている(第4回までやDVDの説明で「報酬」とも表記する)。開始すると毎回設定された'''賞金単価'''ずつ'''毎秒増加'''し、逃走成功で'''満額を獲得'''できるが、確保などで失格になると'''0円'''。途中で変動する回もある。現在の金額は腕時計に表示(第7回までは地図裏側、残り時間との対応表記)。第2回〜第11回では各々の目標金額の紹介もあった。
途中で「自首」(リタイア)をすれば'''成立時点での金額を獲得'''して安全にゲームから離脱する。方法は毎回異なり、公衆電話などの場合は成立までその場に留まらねばならず、成立前に確保される可能性もある。成立時にハンター追加という「他の逃走者への'''裏切り行為'''」になる回もある(詳細は各回にて/第7回で廃止)。
:該当者の名前と残存者の数が即刻全員に通知され、ゲーム終了まで'''牢獄'''内で待機する(第2回まで参加時間の表記もあった)。檻は第2回から登場(自首者は外で待機)。ゲームから排除され、敗者復活など特殊ルールを除き復帰不可。逃走者が全滅したらゲームオーバーとなる。次のエントリ
舞台設定
第13回以降、エリアに'''独自の世界観'''が設定されている。収録について
最近では50台以上のカメラを使用し撮影されており、撮影スタッフだけで300人を超える(第11回・第17回の事前番組より)。●収録形式
●ロケ地
以下の場所がゲームの舞台として使われた事がある。日付は放送日で、『クロノス』『ジャンプ!○○中』での逃走中コーナーを含む。
なお、現在に至るまで北海道と中国・四国地方では一度もロケが行われたことがない。
●東北地方
●関東地方
●中部地方
●近畿地方
●九州地方
●沖縄地方
街中の場合は、地元商店会や警察などの協力を得て、ゲーム中エリアに警備員を配置するなど安全対策を施し特別に収録を行っている。
また安全性を考慮し、雨天・雪などにより足元が悪い場合は収録が中止される場合がある(他番組も含めた出演者の証言による)。
各回の詳細についてはRun for money 逃走中の各回詳細へ。次のエントリ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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