ROOKIES

ROOKIES

『'''ROOKIES'''』(ルーキーズ)は、森田まさのりによる日本野球漫画作品、およびこれを原作としたテレビドラマ、映画作品。

1998年から2003年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。連載後半には作者の体調不良による休載が続くこともあったが、掲載は233回を数えた。単行本は全24巻の新書版(ジャンプ・コミックス)と全14巻の文庫版(集英社文庫コミック版)が出版されている。
次のエントリ[ 内容 ]
【動画】【MAD】 ROOKIES ~キセキ~
【MAD】 ROOKIES ~キセキ~
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内容

二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一(かわとうこういち)。そこで彼が出会ったのは部員の起こした不祥事により活動停止中の野球部。かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部も、現在では不良達の溜まり場と化し、部員達は自暴自棄になっていた。しかしそんな部員達の心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤。彼は野球の「や」の字も知らなかったが自ら顧問となって、野球部の再建に乗り出す。そんな川藤の親身になって根性を叩きなおそうとしてくれる態度に動かされた不良部員達が、やがて夢の甲子園を目指す物語。次のエントリ[ 登場人物 ]
【動画】The Rookies
The Rookies
Season 1 Opening

登場人物

登場人物はプロ野球選手(特に阪神タイガース)や関係者の名前を元ネタとしているものが多い。次のエントリ[ 野球部 ]
【動画】ROOKIES TRAILER 2 2009/ Preview of GReeeeN- Haruka
ROOKIES TRAILER 2 2009/ Preview of GReeeeN- Haruka
TRAILER 2/ preview of GReeeeN- haruka. I do not own any copyrights, all rights reserved by ROOKIES and GReeeeN
【動画】The Rookies intro
The Rookies intro
From 70s cop drama

野球部

●川藤 幸一(かわとう こういち)
 本作品の主人公。24歳。神田川高校の新米教師だったが、生徒(張本)を殴り2階から転落させて重傷を負わせる事件を起こして辞職。二子玉川学園で教鞭をとることになり、安仁屋らに復讐を目論む小林との出会いがきっかけで、野球部の顧問を務めることになる。
 まず人を信じ正面から向き合うという、天然熱血教師(塔子曰く「今時おマヌで熱い70年代ティーチャー」)で、夢に向かっている生徒には全力で協力するが、夢を馬鹿にする、あるいは夢を持たない生徒に対しては夢を持つように熱く語りかける。直情すぎるゆえに、時にトラブルを招くこともあるが、ニコガク野球部員はその熱血ぶりにあきれつつも尊敬している。
 担当教科は現代国語で、諺や故事成語、偉人の名言を好んで引用する。緊張したり興奮したりすると日本語がおかしくなる。
 子供の頃から父親に格闘技を徹底的に仕込まれたこともあり、空手は二段で、都大会優勝経験もある。野球は未経験でルールも知らなかったが、部員達にも負けない努力の量と元々飲み込みの早さで、野球の技術・知識を伸ばしていった。同様に全校生徒の顔と名前もしっかりと覚えており、目黒川高校との練習試合の時は相手チームの全員の顔と名前も覚えていた。自分が直接応援できなくても近くにいるだけで力を与える存在。敵チームに対しても時に叱咤激励し、本気の相手を受け止め勝つことこそ本望とする。
 用賀第一の副顧問やマスコミ関係者からは「ヤクザ監督」と呼ばれている。
 無類のカップラーメン好きで、女性に好かれるタイプだが女心に疎く、手先は器用らしくリンゴの皮を2m以上剥くことができるがネクタイを結べない、パソコンが苦手など、子供っぽく世間擦れしていない部分もある。異常な石頭で、石頭に関するエピソードは話中でも枚挙にいとまがない。遅刻の常習犯であり、「教職業務に都合がよく、遅刻をしなくて済む」という理由で男子更衣室で泊まり込むことがある。
 最終話では、学校を辞めて、新たに採用試験を受け直して、再度ニコガクの教師、野球部の監督になった。
 モデルは川藤幸三

●(1) 安仁屋 恵壹(あにや けいいち)
 右投右打・181cm・75kg O型
 遠投123m・50M走6.0秒・打率6割
 尊敬する人:監督
 ポジションは主に投手一塁手外野手になることもある。いわゆるエースで4番。中学校時代は外野手中堅手)で、走攻守全てずば抜けたレベルにあり、打率も6割を超えていたという。しかし川上にはノーヒットに仕留められてしまい、高校でのリベンジを誓う。高校は名門校を嫌ってニコガクに進学。1年夏で控え外野手としてベンチ入りするも、ニコガク野球部凋落のきっかけとなった事件に遭い、ベンチで部員達が暴れる様を見届ける事となる。さらにその後、川上が、夏の甲子園で一イニング12点も取られた姿を見て、甲子園とのレベルの差を知り、努力をしても無駄だと野球を諦めてしまった。その後は自堕落な高校生活を過ごすが、野球への情熱が捨てきれず、一時期少年野球のコーチを務めていた。その後の川藤との勝負の後、野球部に復帰する。
 猛練習の甲斐あってか、元々あった野球センスにさらに磨きを掛けていった。自分の能力ゆえ当初は気負うこともあったが、チームメートの成長や励ましによってチームプレーの大切さを知っていく。基本的には真っ向勝負をすることが多く、敬遠はしない。ストレートは中学時でMAX135km/h、2年時で150km/h、3年時には155km/h。
 高校卒業後、阪神タイガースからドラフト一位で指名・入団しさらなる大舞台へと進んでいく『週刊ヤングジャンプ』2009年26号より

●(2) 若菜 智哉(わかな ともちか)
 右投右打・179cm・71kg B型
 背筋190kg・遠投97m・50M走6.4秒・打率3割9分5厘
 尊敬する人:担任
 ポジションは捕手。打順は1年では3番、2年では6番。メンバーを盛り上げるムードメーカーとしての素質を買われてのポジションであったが、最初は打者がスイングをすると恐怖から目をつぶってしまい、捕球すらままならないという有様だった。しかし密かに続けた特訓に加え桧山の協力もあり、努力の結果恐怖心を克服する。同時に速球に強くなり、バッティングも良くなった。ある程度のセンスはあるが、キャッチャーとしてはあまりリードは上手くないようである。
 小学校時代に東京から鎌倉まで逆立ちで横断することに挑戦する少年としてテレビで取り上げられたもののすぐに挫折した経験があり、以来あらゆる物事に対してどこか逃げ腰になっていたが、川藤との出会いで成長していく(偶然にも、川藤が教師の道を目指すきっかけとなった「とある番組の少年」で、その少年が若菜だと知り、結果を知っても感謝している)。キレやすさも野球部一であったが、精神面でも成長したために、逆にみんなをなだめる場面も多くなった。

●(3) 湯舟 哲郎(ゆふね てつろう)
 右投右打・186cm・80kg O型
 背筋195kg・遠投100m・50M走6.5秒
 尊敬する人:担任
 ポジションは基本的に一塁手だが、左翼手もできる。見た目は川藤に似ている。チーム一の長身と意外性のある打撃が持ち味。笹崎戦ではスイングして一回転したバットにボールを当てヒットにしたこともある。打順は基本的に8番(川藤いわく大穴の打順)。スイングの際に「にゃー」という掛け声(猫打ち)で、クリーンヒットを打つことができる。しかしチーム一のビビリでもある。特に初期の頃は新庄や安仁屋を恐れるなど、やや格の低い場面が見られた。真弓りえに思いを寄せている。桧山とは仲がよいが、意見が分かれて喧嘩になる時もある。バカ正直な面があり天然である。またピッキングの才能を持っている。

●(4) 御子柴 徹(みこしば とおる・キャプテン
 右投右打・154cm → 162cm(高校三年生時)・47kg A型
 遠投83m・50M走6.9秒・打率2割8分
 尊敬する人:監督
 ポジションは二塁手捕手も守れリードが上手いが、若菜とは体格が全然違う為、レガースはブカブカ。打順は基本的に2番。不良ぞろいのニコガク野球部員にあって、唯一優等生風の部員である(連載開始当初は喫煙や暴言など、粗野な性格描写もあった)。中学校時代も野球をやっていたが、「玉拾い大臣」と揶揄されるほどもっぱら球拾いや雑用が専門であり、ニコガク野球部でも部として活動していない時はやはりパシリのような存在であった。しかし、野球に対する情熱を捨てきれず川藤と共に野球部を立て直し、やがて川藤の鶴の一声で主将に任命され活躍することになる。活動再開当初はパシリの延長扱いしていた部員達も、次第に彼を仲間として、真のキャプテンとして認めていくようになった。基本的には温厚だが、笹崎戦では濱中太陽のふざけた行動に怒って殴った事がある。守備は鉄壁、打撃は器用で選球眼もあるが、ここ一番には弱く、ミスをすることも多い。感動屋で涙もろく、部員達によくからかわれる。勉強はできる。
 大学進学への推薦を蹴ってプロ志願届けを提出するもののドラフト指名されることはなく、一時は将来を諦めかけたが、川藤の励ましもあって一般受験で志望していた大学に合格し、野球を続けていくことになる

●(10) → (5) 新庄 慶(しんじょう けい)
 右投左打・185cm・81kg AB型
 背筋270kg・遠投112m・50M走6.3秒
 尊敬する人:担任
 ポジションは基本的に三塁手であるが、中堅手も守れ、作中では遊撃手にも就いている。打順は基本的に5番。連載当初はかなり極悪かつ暴力的な面が目立ち、力を示すことで仲間を作り、仲間の裏切りを毛嫌いしていた。それは所詮暴力による支配でしかなく、川藤に心を開いた関川と御子柴を半殺しにした為に、逆に仲間から孤立してしまう。しかし、川藤の本心をくみ改心。川藤に「あいつほど人間臭い奴はいない」と言われていたり、闇討ちにあった元野球部員の仇を討ちに一人で殴りこみに行ったり、野球部に復帰できずにいた安仁屋を気にかけるなど、実は誰よりも仲間想いであったことがわかる。また野球部員であった先輩に自らの意思で謝罪しに行き、彼らと和解してウィニングボールを返してもらうなど、誠実な一面を持つ。
 他のメンバーより1ヶ月遅れて野球を始めるも、抜群の野球センスと筋力を持ちスラッガーとして開花。池辺と河埜が驚くほどのスイングスピードを誇る。口数は少ないが誰よりも精神面で強く、ピンチの場面で仲間を叱咤激励し試合の流れを変えることもある。勉強は意外にできるらしく、テストの成績はよい。

●(6) 桧山 清起(ひやま きよおき)
 右投右打・174cm・65kg O型
 遠投90m・50M走6.9秒・打率1割2分5厘
 尊敬する人:担任
 ポジションは遊撃手。打順は1年では6番、2年では基本的に7番。打球勘が良く守備がうまいが、一方で打撃面はミートが大の苦手で、バッティングセンターの90km/hの球すら当たらないという状況であった。しかし、猛練習の甲斐あってか、練習試合でスリーランホームランを打つこともあった。一本気な性格でキレやすさは若菜に次ぐが、仲間のために馬鹿にされても我慢したり、叱責された相手選手をさり気なく励ますなど、熱い心の持ち主。湯舟とよく行動を共にする。1球勝負では濱中太陽に勝ったものの、平塚には負けている。

●(9) → (7) 今岡 忍(いまおか しのぶ)
 右投両打・152cm・45kg AB型
 遠投76m・50M走7.3秒
 ポジションは右翼手から左翼手へとコンバートされた。(御子柴の代わりではあるが)二塁手も守れ、赤星の入部以前はリリーフ投手も務めていた。打順は基本的に9番。非常に器用で、アンダースロー一本足打法を駆使したり、スイッチヒッターでもある(ただし、右打席が主)。重要な局面で活躍している描写は少ないが、意外性のある活躍を見せ、特に体を張ったプレーが光る。投げる時の「ふよ」という掛け声が特徴。目黒川の河埜からも「こいつだけは何考えてるのか全く読めない」と思われるほど。
 平塚とは中学時代から仲が良く、「平っち」と呼んだり、平塚の暴走を止めている場面が多い。初登場時は他のメンバーと同様に気性の荒い性格で描かれていたが、回を経るごとに穏和でのらりくらりとした性格へと変化し、独自のキャラクターを確立させる。また一時期平塚に誘われコーラス部に入部していたが、居心地の悪さから野球部がいいと感じ、平塚と共に野球部に復帰した。

●(8) 関川 秀太(せきかわ しゅうた)
 右投右打・163cm・54kg A型
 遠投88m・50M走5.6秒
 尊敬する人:担任
 ポジションは中堅手。打順は1番。不良時代に万引きを繰り返しても逃げ切るほどの俊足の持ち主で、足が速く50m走は5.6秒。100mは調子がよい時で10秒台をたたき出すこともあり、陸上部のスカウトに揺れたこともある。長打力は全くないが、ボテボテゴロでもほぼ確実に塁に出る等、足の速さを生かしたバントヒット盗塁や一気にホームスチールを決める行為等は相手チームにとってかなりいやらしい存在である。逆立てたヘアスタイルにプライドを持つが(打席に立った際、ヘルメット着用を拒んだほど)、立てているときはまだ本気モードではない。陸上部のマネージャーに気がある様子。

●(7) → (9) 岡田 優也(おかだ ゆうや)
 左投左打・170cm・59kg A型
 遠投85m・50M走6.8秒
 尊敬する人:担任
 ポジションは当初は左翼手だったが、後に右翼手へとコンバートされた。左利き。川藤によると選球眼がかなりよいとのこと。特徴的なドレッドヘアはストリートファション誌の人気モデルを参考にしている。連載初期は他の部員同様、粗暴なキャラであったが、個性をつけるためか、冷静で落ち着いたキャラへと変貌し、他の部員をたしなめ諭す場面が見られた。成績もそこそこよいようで、テストで合格ラインは余裕らしい。新庄と仲がよいようで、2人で行動する場面も見られる。赤星の登場以降は控えに回る。バッティングでは目黒川の江夏から2試合とも2出塁するなど得意にしているようである。
 目黒川の河埜と同じ広岡北中の同級生。弟は二子三中出身で赤星と同級生。同じ不良でありながら野球をやっているという違いだけで優遇されていた河埜に対し劣等感を抱いている。

●(5) → (10) 平塚 平(ひらつか たいら)
 右投右打・175cm・75kg O型
 握力右約82.5kg・遠投100m・50M走7.0秒・打率2割
 尊敬する人:両津勘吉
 ポジションは三塁手であるが、基本的に代打要員である。2回目の目黒川戦では、スタメン4番に起用された。二塁・遊撃など様々なポジションにつく。スタメン出場時はほとんどの打席で空振り三振し、守っては平凡なゴロをトンネルするなど、お世辞にも野球センスがあるとは言いがたい上に、ニコガクの三振王だが、通算打率は2割あり、打率は桧山より上でニコガクの秘密兵器でホームラン王。代打で登場した時は必ずといってもいいほど値千金の一打を放ち(特に頭部付近に来たビーンボールには防衛反応が働き異常に強い)、守備でも信じられないファインプレーを見せることもある、火事場の馬鹿力タイプ。川藤も他の部員も「ニコガクの秘密兵器」として、あまりの非常識ぶりにあきれつつもその秘めた力を信頼している。同様に妙なところで観察力に優れ、目黒川高校との練習試合の際は安仁屋の投球のクセを誰よりも早く見抜いていた。
 性格はバカの一言で片付くほど単純。三塁コーチスボックスに座布団を持ち込んだり、昼休みで校内の茶道教室の押入れの中でパンツ一丁で布団の中で寝るなど、非常識な行動が目立つ。八木に思いを寄せているが、全く相手にされていない。濱中の一件より、多少虚言癖がある。コーラス部に所属していた八木を追い「時代はコーラス部」と言いつつ一時はコーラス部へ転部。しかし八木が野球部へ転部すると、あっさり野球部に復帰した。今岡からは「平っち」と呼ばれているが本人は気に入らないようである。後に赤星からは「平っち先輩(さん)」と呼ばれる。川藤曰く「意外性の男」。口癖は「いぇい」。中学時代はロン毛だった。

●(1) → (11) 赤星 奨志(あかぼし しょうじ)
 左投左打・177cm・72kg
 背筋240kg・握力右69kg左72kg・遠投115m・50M走5.8秒
 尊敬する人:なし
 学年は安仁屋らの一つ下。ポジションは全てのポジションで、ニコガク唯一のユーティリティープレイヤー。打順は3番。左利き。自称天才、ビッグマウスで常に相手を見下した態度をとるが、相応の実力を持ち、陰で努力も怠らない。
 元々メジャーリーグを目指しているため、甲子園が目標である高校野球には興味がなく、多摩川体育大学の野球部で練習していた。笹崎など様々な高校のスカウトが来たにも関わらず、ニコガクには野球ではなく英語を勉強する目的で、しかも「近いから」という理由で入学した。そんな彼も、上坂たちが起こした乱闘事件の際に見せた野球部の情熱にほだされ入部することになる。その乱闘事件で負傷しつつも大学へ練習に赴いた際、大学の野球部員がニコガク野球部を馬鹿にする態度を取ったため、松葉杖で殴り飛ばし決別している。安仁屋とエースの座を競うが(その期間の背番号は1)、後に安仁屋に明け渡す。
 身体能力は非常に高く様々な分野で高い記録を叩き出すも、それらの分野で必ずチーム内の誰かが自分の記録を上回るため、総合的にはトップでも各分野においては2番手という立場に甘んじている。勝負度胸もあり、周囲が敵チームの応援ばかりという完全にアウェーの状況でも全くうろたえず、相手を心理作戦やささやき戦術で翻弄するという狡猾さも持つ。捕手の際は、ニコガクには左利き用のキャッチャーミットがないため、普通のグローブで受けている。投手としては打たせて取るタイプで球種も多く安定感では安仁屋より上だが、球筋は素直すぎるところがあり見切られた相手には容易にヒットやホームランを許してしまう。2年時にはサイクル安打を達成。
 出身中学は二子三中で岡田の弟と同級生で、中学時代は安仁屋を三球三振に取っているが、目黒川の河埜は苦手としている。

●(12) 濱中 太陽(はまなか たいよう)
 右投右打・167cm・52kg
 遠投74m・50M走7.2秒
 尊敬する人:つんく♂
 学年は安仁屋らの一つ下。ポジションは左翼手で、負傷者が出たときに途中出場する(練習試合ではスタメンで出ることもある)。しかし、練習をろくにしていないので凡フライも捕れない。上坂曰く「努力という言葉が最も似合わない奴」。平塚の後輩で、中学時代に親父狩りをしようとしたが、間違えてヤクザを相手にしてしまい返り討ちに遭っていたところを平塚に助けられたことにより(実は濱中の勘違いだったのだが)、平塚の子分となり平塚を神のように崇めていた。中学時代は上坂とともに不良で、御子柴と桧山がニコガク野球部だと知らずに、ボールが当たったと因縁を付け、恐喝未遂したこともあったが、喧嘩は弱い。平塚の真相を知った後も平塚とニコガク野球部員達を尊敬し、野球部に入部。しかしやる気が行動に結びついておらず、口だけは達者だがタバコは吸う、練習はしない、そのうえ軽率な言動でたびたびチームを窮地に追い込む。それでもニコガク野球部の先輩たちに少しずつ感化され、成長する一面もみられる。

●八木 塔子(やぎ とうこ)
 マネージャー。安仁屋とは幼馴染。当初はコーラス部に所属していた(本当は野球部に入部したかったのだが、安仁屋に「恥ずかしいから」と制止されていた)。野球部が活動を再開したのを機に、野球部に転部した。中学時代もマネージャーを務めていたため野球に詳しく、当初は野球音痴である川藤の突っ込み役だった。外野手用のグローブのままピッチャーを務める安仁屋のため、ピッチャーグローブの購入費用を捻出しようと、本来は禁止されているアルバイトをするなど、安仁屋には幼馴染以上の思いを寄せている。

●池辺(いけべ)
 二子玉川学園高校教頭。ニコガク野球部の先輩であり、高校時代は甲子園に出場。二塁手として試合にも出場し、2安打を放つ。3年間無失策の名手でもある。教育熱心で、当初は問題を起こして辞職した川藤に対して少なからず偏見を持っていたためか彼のことを快く思っていなかったが、川籐の本当の姿を見るにつれて考えを改め、次第に後援する立場になり良き理解者になった。ニコガク野球部最初の練習試合後に野球部部長に就任、コーチを引受ける。川藤に感化され野球に疎かった部員のために池辺マニュアルを配布。ニコガク野球部を立て直す。不正を嫌っており、野球部の廃部を目論む村山校長のやり方に疑問を持っていたが、その後、かつて共に甲子園の土を踏んだ村山の真意を知ることとなる(後述)。試合中は解説役を務める。部員からは「おっさん」と呼ばれる。
次のエントリ[ その他の生徒 ]

その他の生徒

●小林(こばやし)
 川藤赴任以前のニコガク野球部員。乱闘事件の後、安仁屋らの暴行を受け、利き腕を壊してしまう。学校を退学し、安仁屋らに復讐を企てていたところを偶然川藤に会い、川藤が野球部顧問に就任するきっかけを与える。退学後は社会人野球での復帰を目指している。

●坪井/藪/中込/古溝(つぼい/やぶ/なかごみ/ふるみぞ)
 物語開始当初の野球部メンバー。野球部の中では比較的穏健派であったが、安仁屋達に恨みを持つ同級生から闇討ちを受けたため退部する。その後、坪井は美術部に入部したらしい。

●弓長(ゆみなが)
 上記の穏健派を闇討ちにした上級生のリーダー格。彼らの仇を討ちに来た新庄に仲間もろとも倒される。

●福原(ふくはら)
 陸上部所属で弁護士を目指している。正義感が強く、校内で不良から因縁をつけられ、からまれていた中谷を助けたり、自習のときに騒ぐ生徒を注意したりしていたが、その行いを煙たがられ、クラスメイトから嫌がらせをうけてしまう。担任の辻に助けを求めるも相手にされず、全てに失望して自暴自棄になり弁護士の夢もあきらめかける。しかし体を張った川藤の説得により、再び弁護士を目指し始めた。

●中谷(なかたに)
 不良にからまれていたところを福原に助けられた。彼の一言が間接的に福原を立ち直らせるきっかけとなった。

●亀山 恵子(かめやま けいこ)
 ソフトボール部所属でエース。当初は田舎から転校してきたため自身のしゃべり方(東北弁)にコンプレックスを持っていて人と話すのを避けていた。しかし川藤の説得により積極的に人と話せるようになった。ソフトボールの能力は高く、前の高校でもエースだったらしい。

●江本(えもと)
 川藤赴任以前の野球部員。乱闘事件の後、野球部を退部し空手部に入部した。そのような経緯から安仁屋たちの事を恨んでおり、目黒川との試合後、浮かれている野球部員達に対する腹いせに、ウィニングボールを盗み出してしまう。これまでの事を謝罪し、一緒に野球をやろうと誘った新庄にも怒りをぶつけたが、最後は新庄の気持ちを理解して彼らを許し、盗んだウィニングボールを返して絶対に辞めるなと号泣した。

●倫世(ともよ)
 陸上部の女子マネージャー。一時期、関川に惚れられていた。

●藤川(ふじかわ)
 陸上部の短距離エース。倫世の彼氏。野球部員ながら好タイムを記録する関川に対抗意識を燃やし、事あるごとに厭味を言う。

●上坂(かみさか)
 「東京制覇」を夢見てニコガクの野球部に入部するも、まじめに野球をしているメンバー達を見て逆上する。数人の新入部員とともに校内で乱闘騒ぎを起こすが、川藤との決闘に敗れた後で改心し、空手部に入部し、正々堂々「東京制覇」を目指すことに。最終的には野球部の応援団長も兼ねるようになった。

●的場(まとば)
 上坂らとともに乱闘騒ぎを起こした。赤星に制服の裾を焦がされたこと、膝にボールを当てられたことに恨みを持ち、金属バットを手に赤星に復讐しようとするが、真弓の空手技に一発KOされる。上坂によると、真弓を「'''人生を変える女に会った'''」と慕い、野球部を退部し、ソフトボール部のマネージャーになった。

●高波(たかなみ)
 新庄の中学の後輩。ケンカで助けてくれた新庄を慕って入学。上坂や的場らとともに乱闘騒ぎを起こすが新庄に倒される。新庄同様右耳にピアスを付けている。野球部に仮入部するもすぐに退部。
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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